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粉体塗料の塗装トラブル対策集
 粉体塗料の塗装トラブル対策集です。該当するトラブル項目をクリックしてください。
 
1.ブロッキング  2.スピット  3.ガンのつまり  4.吐出量が一定でない  5.塗料の脱落  6.静電反発  7.塗装パターンの不均一  8.ブースより粉体塗料の流出  9.屋外への飛散  10.粉塵火災・爆発  11.密着不良  12.黄変  13.額縁  14.コンタミ  15.焼甘  16.色相・光沢ズレ  17.密着不良  18.発錆  19.ピンホール、へこみ・はじき  20.ゴミ・ブツ  21.膜厚が過不足
 
1.ブロッキング
粉体塗料の容器の中で、粉同士が付着し合って塊状になること。
指で掴めないソフトなものからハードなものまである。
→ 保管温度が高くないですか。
  ・ 30℃以下(但しアクリルPDは27℃以下)で屋内にて密閉保管する。
→ 水分の多い環境で保管していませんか。
  ・ 直接水分に触れないようにし、残った塗料は密閉にて保管する。
→ 多量の粉体塗料を一つの容器で保管していませんか。
  ・ 自重でパッキングされることもあり分割して保管する。
→ 搬送エアー温度が高くないですか。
  ・ 除湿装置、除油器を点検し、異常であれば直ちに修理する。
→ 搬送エアー及び塗料に水分、油が混入していませんか。
  ・除湿装置、除油器を点検し、異常であれば直ちに修理する。
水分、油の混入個所を追及し、その要因を排除する。
(要注意事項)

夏期の長期休日及び夏期以外でも1週間を越える休日前には、ブース内粉体塗料(塗料タンク内、塗装機配管内等の塗料も含む)のブロッキング対策が必要。休日中はブース内粉体塗料をビニル等の袋に回収し、所定温度の保冷倉庫内で保管する。
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2.スピット
塗膜表面に塗料と同色のブツ状の小さな塊が凸状に発生する。
→ 流動エアー圧が下がっていませんか。
  ・ 0.3K(範囲0.2〜0.4)が条件(一般値)
但し、メーカー、エアー回路構成で異なってくる。
例えば絞りが回路に入っておれば圧力は高く設定する必がある。
メーカー推奨値になっているか確認する。
→ 塗料の粒度分布に変化がありませんか。
  ・ 新粉/回収粉の比率をチェックする。
回収粉の粒度分布をチェックする。
→ 流動、搬送エアーの温度、湿度が高くないですか。
  ・ 除湿装置、除油器を点検し、異常であれば直ちに修理する。
→ ガン先端に塗料が堆積していませんか。
  ・ ガン先端の清掃(エアーブロー)をする。
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3.ガンのつまり
塗料がガンから出ない。
→ ガン内部で塗料が固まっていませんか。
  ・ガンを分解し、清掃(エアーブロー)をする。
→ 異物が混入していませんか。
  ・ガンを分解し、異物の混入要因を明らかにする。
 振動篩い等の精選装置の点検実施。
→ 搬送ホース内で塗料が固まっていまんか。
  ・搬送ホースの交換又は清掃(エアーブロー)をする。
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4.吐出量が一定でない
塗料がガンから常に一定量吐出しない。膜厚ぶれが発生する。
→ エアー量が不足していませんか。
  ・ エアー供給能力を確保するようにする。
→ 元エアー圧力が変動していませんか。
  ・元エアー圧力を点検する。
→ ガンー供給装置間の搬送ホース距離が長くないですか。
  ・ 搬送ホースの距離を調整する。
→ エジェクターが消耗していませんか。
→ 搬送ホースが詰まっていませんか。
  ・エジェクターの定期点検を実施し、消耗のひどい場合は交換する。
 搬送用ホースの定期交換をする。
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5.塗料の脱落
静電塗装された粉体塗料が、塗装中あるいは塗装ワークの移送中に落下する。
→ 規定電圧はかかっていますか。
  ・ガン、電圧発生器を点検し、異常があれば直ちに修理する。
 規定電圧は−70KV〜ー100KV。
→ 搬送エアー圧が強すぎませんか。
  ・エアー圧を点検し、適正エアー圧に調整する。
(吐出量によりエアー圧は異なります。)
→ 被塗物に大きい振動がありませんか。
  ・振動を起こす要因を排除する。
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6.静電反発
膜厚が過剰な部分で、帯電した塗料粒子が互いに反発。
ヘコミが発生して表面凹凸が大きくなる。
→ 被塗物とガンの距離が接近していませんか。
  ・適正ガン距離に調整する。
 150〜200mmを基準(一般値)
→ 被塗物のアースが十分とられていますか。
  ・ブース、塗装機、一次・二次ハンガーのアースを十分とる。
→ 限界膜厚以上に塗装していませんか。
  ・規定膜厚内に管理する。
→ 一度静電気がかかった被塗物を再塗装していませんか。
 

・再塗装の際には、除電対策が必要。
 具体的方法

  1. アースを十分とって除電する。
  2. 除電装置を取り付ける。
  3. 時間をとって自然放電する。
  4. 被塗物を軽く水拭きする。
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7.塗装パターンの不均一
塗装パターンが安定せず、膜厚ぶれが発生する。
焼き付け後の塗膜表面に塗装軌跡が見えることもある。
→ 吐出量は安定していますか。
  ・「吐出量が一定でない」項を参照して下さい。
→ ガン先端(特にノズル)が消耗していませんか。
  ・ガン先端を点検し、ノズルの消耗のひどい場合は交換する。
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8.ブースより粉体塗料の流出
塗装時にブース内で浮遊している粉体が、ブース外に流出。
→ 回収装置が正常に作動していますか。
  ・回収装置の点検/修理。
→ フィルターの目詰まりによる風量低下ではありませんか。
  ・マノメーターの差圧力が異常値を示している場合はフィルターを確認してください。(内部滞留を除去)
→ ダクトに塗料が堆積していませんか。
  ・ダクト内を点検。堆積塗料を排除。
→ ブース内の風量バランスがとれていますか。
  ・ダンパーを調整し、風量バランスを正常に戻す。
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9.屋外への飛散
排気ダクトから屋外に流出。
→ フィルターが破損していませんか。
  ・フィルターを交換する。
→ フィルター取り付けパッキングが破損していませんか。
  ・フィルターの取り付け状態を確認する。
→ フィルター取り付けがゆるんでいませんか。
  ・フィルターの取り付け状態を確認する。
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10.粉塵火災・爆発
空気中に浮遊している粉塵に着火し爆発。
→ ガンと被塗物の距離が異常接近していませんか。
  ・適正ガン距離に調整する。
→ アースが十分とられていますか。
  ・被塗物、ブース、ハンガーなどは十分にアースをとる。
→ 着火源になるような物品を塗装中にブースに持ち込んでいませんか。
  ・着火源を持ち込まないこと。
→ 回収装置の風量が低下していませんか。
  ・回収装置の点検/修理。
 ※粉塵爆発・燃焼するのに必要な条件は、空気中に浮遊している粉体の爆発下限濃度と着火エネルギーで、一般に行われている粉体塗装のガン先端部は爆発下限濃度を上回っているので着火条件が満たされれば爆発・燃焼を起こす。
 ただ粉体塗料の最小着火エネルギーは10〜100mJで溶剤型塗料の有機溶剤ガスの0.1mJ以下と比較して大幅に上回っており、理論的には安全であると云える。
現在、販売されているガンの蓄積エネルギーは5mJ以下が一般的である。
但し、被塗物のアース不良等により静電気が蓄積し、短絡時に発火する可能性はある。
 
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11.ガスチェック
黄変(又は塗膜表面にしわ)などが観察される。
(ガス直接熱風炉に多く発生)
→ 炉のガスが完全燃焼していますか。
  ・不完全燃焼要因の排除。
→ 炉内に水蒸気が多くありませんか。
  ・換気アップにより量を減らす。
→ 炉内のNOXが増加していませんか。
  ・簡易ガス検知器で確認/換気量アップ
→ 炉内の被塗物量が多くありませんか。
  量を減らす。(生成ガスの滞留を減)
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12.黄変
塗膜表面が標準板に比較し黄色味が強い。色差で凾rlが大きい。
→ オーバーベイクではありませんか。
  ・炉温測定の実施/時間、温度、昇温カーブの適正化/噴出し口の調整。
→ 炉内に新鮮空気が不足していませんか。
  ・適正化/エアー取り入れ口フィルターの汚れ点検、更新。
→ 炉内のNOXが増加していませんか。
  ・簡易ガス検知器で確認/換気量アップ
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13.額縁
静電塗装ではエッジ部、尖った部分の膜厚が厚くなる。
→ 被塗物裏側への異常な回り込みがありませんか。
  ・吐出量を落として下さい。
→ 自動機の塗装開始、停止にズレはありませんか。
  ・吐出ONーOFFタイミングの再調整。エンコーダーの動作確認。
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14.コンタミ
他色の塗料が混入してその色が斑点状に現れる。
塗膜に斑点状の色むら、はじきが発生する。
→ 搬送中にゴミが落下していませんか。
  ・確認と排除。塗装前に布拭き。
→ 色替えが不十分でないですか。
  ・塗料槽、ブース、ホース、ガンの清掃度をアップし、新粉に交換。
→ 前処理の影響はありませんか。
  ・塗装前の被塗物の状態を確認。
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15.焼甘
塗膜の硬度不足。光沢値が指定通り(通常アップ)に仕上がらない。
→ 焼き付け温度が不足していませんか。
  ・炉温測定の実施。設定温度の確認。
→ 焼き付け時間が不足していませんか。
  ・搬送速度の確認(実際と表示のズレ)
→ 温度分布に異常はありませんか。
  ・炉温測定の実施/時間、温度、昇温カーブの適正化/噴出し口の調整。
→ 塗膜が厚くありませんか。
  ・適正化。部分的な厚膜の排除。
→ 周囲温度が低すぎませんか。
  ・不必要に外気を入れない。炉付近の扉閉めの励行。
→ 板厚が厚くないですか。
  ・炉内での実ワーク温度測定の実施。
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16.色相・光沢ズレ
塗膜の色相、光沢が指定標準板通りに仕上がらない。
→ 被塗物の形状が従来より大きく変化していませんか。
  ・見た感じが変ることがあり、必要であれば標準板を見直しする。
→ 標準板が汚れていませんか。
  ・汚れているもの、有効期限の過ぎたものは更新する。
→ メタメリズムではありませんか。 (特に他社標準板との差に注意)
  ・仕上がり肌を標準板に近づける。
 色を見る時の光源の種類によって色相が違ってくる現象。
→ 異種塗料は混入していませんか。
  ・新しい塗料(新粉)に交換。
 塗料に問題ある時は新ロットに交換
→ 膜厚が薄くありませんか。
  ・適正化。スケて素地色の影響あり。
→ オーバーダストではありませんか。
  ・給排気、塗り方、塗装条件などの検討と調整。
→ 被塗物温度がブース内温度より著しく低くありませんか。
  ・被塗物が結露し、塗面が艶引けを起こす。被塗物温度のアップ。
→ オーバーベイク/焼甘ではありませんか。
  ・炉温測定の実施/時間、温度、昇温カーブの適正化/噴出し口の調整。
 オーバーベイクでは、変色、艶引けが起こる。
→ ガスチェックではありませんか。
  ・バーナーの燃焼状態を調べる。(特に朝、昼休み後の立ち上げ時に注意)
→ 塗装エアーに水分が混入していませんか。
  ・エアードライヤー及びオイルフィルターの点検/整備。 白ボケとなる。
→ 熱復元性ではないですか。
  ・通常焼き付け後一日放置して観察する。(特に赤系色は、焼き付け直後で被塗物が冷えないうちに観察すると色相は違っている。)
→ 素地面、化成面への吸い込みはありませんか。
  ・異なる素地面でのテスト塗装で確認。
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17.密着不良
塗膜が浮き上がり、剥離する。素地剥離と塗膜間剥離がある。
→ 素材が変ったことはないですか。
  ・前処理〜焼き付け炉の管理基準を見直す。
 素材により密着性は大きく異なります。
→ 素材が肉厚ではありませんか。
  ・焼き付け条件の見直し。
 焼き付け型塗料での焼甘は、密着不良傾向。
→ 前処理後の水切乾燥が不十分ではないですか。
  ・乾燥条件の見直し。
→ 水切エアーブローが汚染されていまんか。
  ・水分、油分の除去。
→ 前処理/塗装のインターバルが適正ですか。
  ・前処理後、時間の経過した被塗物は再度乾燥させる。
→ 塗膜厚が厚くないですか。
  ・適正化/塗装条件の見直し。
→ 被塗物に異物の付着はありませんか。
  ・異物の除去。
→ リコートではありませんか。
  ・焼き付け温度、膜厚に注意。
 サンディング処理も考慮する。 
→ ブース内で埃、油などが浮遊していませんか。
  ・ブース周辺の清掃/アウターブースの設置。
→ 焼き付け条件が異常ではないですか。
  ・炉温測定の実施/時間、温度、昇温カーブの適正化/噴出し口の調整。
→ 被塗物の形状が従来より大きく変化していませんか。
  ・熱風、赤外線の当り方で焼き付け状態が変ることがある。
→ 塗装後の保管環境が悪くありませんか。
  ・保管環境の整備。低温・低湿度下で変化の少ない場所で保管。
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18.発錆
塗膜表面に赤錆が発生する。線状に塗膜が膨れ上がるのも錆の一種。
→ 塗装前の被塗物に発錆はなかったですか。
  ・塗膜下の錆が核となり発錆を早めた。
 錆は除去してください。
→ 膜厚が確保されていますか。
  ・塗装条件の見直し/吐出量再設定。
→ 合わせ目での発錆ですか。
  ・前処理充実/被途物構造変更/吊り方の変更。
→ 焼き付け条件が異常ではないですか。
  ・炉温測定の実施/時間、温度、昇温カーブの適正化/噴出し口の調整。
→ 塗装後の保管環境が悪くありませんか。
  ・湿度80%以下で保管。
 梱包に孔あけなどの対策。
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19.ピンホール・へこみ・はじき
塗膜面にクレーターが発生しその中心部にピンの穴があるもの。
再塗装では直らず、研ぎからやり直しが必要。
塗膜表面にクレーター状のへこみが発生する。
→ 被塗物に水、油の残存はなかったですか。
  ・脱脂力強化/水洗強化
→ 被塗物表面に小さな孔がありませんか。
  ・孔埋め工程を入れる。ピンホール対策塗料に交換する。
→ 被塗物が亜鉛メッキ、鋳物ではありませんか。
  ・塗装前に空焼きする。(ガスピン排除)ピンホール対策塗料に交換する。
→ 塗装時の被塗物温度が45℃以上ではないですか。
  ・被塗物の温度ダウン。
→ 異種塗料又は異物の混入はありませんか。
  ・新粉に交換/異物の時は、濾過により除去。
→ 塗料がブロッキングしていませんか。
  ・新粉に交換/濾過により除去。
 塗装エアー圧をアップすると解消の方向となる。
→ 塗装エアーに水、油分が混入していませんか。
  ・エアードライヤー及びオイルフィルの点検と整備。
→ 塗装エアーが低すぎていませんか。
  ・1.5K(範囲0.5〜2.5K)が条件。
 ラフで良い。 
→ 急激に加温するような焼き付け条件になっていませんか。
  ・炉温測定を行い、温度条件を調整。
→ 溶剤ラインと焼き付け炉を併用していませんか。
  ・炉内雰囲気パージ又は溶剤から粉体変更時は一定の間隔をあける。
→ ブース周辺でシリコンを使用していませんか。
  ・要注意;コーキング剤・潤滑油など50m先でも発生した事例あり。
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20.ゴミ・ブツ
塗膜に異物が混入、その異物が塗膜より頭出しし突起状に見える。
→ コンベア、吊り具からの汚れはありませんか。
  ・気流に起因する汚れも含めて、これら環境からの汚れが主原因である。
→ 気流に起因する汚れはありませんか。
  ・気流に起因する汚れも含めて、これら環境からの汚れが主原因である。
→ 塗料中にゴミ・ブツが混入していませんか。
  ・濾過して異物の確認と除去。精選装置の点検。
 新粉に交換。疑わしい時はメーカーに相談。
→ 長期保管した塗料でないですか。
  ・ブロッキングの可能性あり。
→ ガンが故障していませんか。
  ・予備品と交換する。
→ ガンが詰まっていませんか。
  ・エアーブローによる清掃。(定期的にメンテ実施。参考頻度;1回/日
→ ガン先端に塗料が堆積していませんか。
  ・エアーブローによる清掃。(定期的にメンテ実施。参考頻度;1回/日
→ 搬送エアーに湿度が多くないですか。
  ・エアードライヤー及びオイルフィルの点検と整備。
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21.膜厚が過不足
被塗物の素地色が透けて見える。塗膜の平滑性がない。
(触るとザラついている。)
→ ガンの吐出量不足/過剰ではないですか。
  ・設定値の見直し。
→ ガンの高電圧不足/過剰ではないですか。
  ・設定値の見直し。
→ ガンが詰まっていませんか。(不足)
  ・ブロッキングの可能性あり。吐出、流動エアーに水分。
→ ガンが故障していませんか。
  ・予備品と交換。メーカーへ連絡。
→ 自動機のストロークが異常ではないですか。
  ・設定見直し。電気回路(リミットSW及びセンサー)に異常。
→ 塗装開始、停止にズレがないですか。
  ・設定見直し。電気回路(リミットSW及びセンサー)に異常。
→ 自動機の動きが異常ではないですか。
  ・走行チェーンのたるみ。電気回路に異常。固定ボルトのゆるみ。
→ 流動エアー圧が不足/過剰ではないですか。
  ・0.3K(範囲0.2〜0.4K)が一般値。
 スピット項参照。
→ 塗料が不足していませんか。(不足)
  ・吸い込み配管の差込を深くする。
→ 塗料の吸い込みが不足していませんか。(不足)
  ・吸い込み配管の差込を深くする。
→ エジェクター不良。
  ・エジェクターの定期点検を実施し、消耗のひどい場合は交換する。
→ 搬送速度が速すぎ/遅すぎではないですか。
  ・設定値の見直し。
→ 搬送時にノッキングがありませんか。
  ・チェーンのたるみを減らす。(テークアップ緊張、チェーン詰め)
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